屋根の用語

切妻屋根:キリヅマヤネ

屋根の最頂部の棟から2つの傾斜面が山形に合わり、側面側は壁になっている屋根形状。

 

寄棟屋根:ヨセムネヤネ

四方向に傾斜がある屋根形状のことで、ふたつの三角形とふたつの台形の屋根から構成。切妻屋根に比べて雨仕舞いはよいが、妻側の壁がないので小屋裏換気口を設けにくく、換気に注意が必要。

 

入母屋屋根:イリモヤヤネ

上部においては切妻屋根(長辺側から見て前後2方向に勾配をもつ)、下部においては寄棟屋根(前後左右四方向へ勾配をもつ)となる屋根形状。

 

片流れ屋根:カタナガレヤネ

一方向だけに傾斜している屋根形状。

 

陸屋根:ロクヤネ

勾配のないフラットな屋根形状のこと、平屋根とも言う。

 

野地板:ノジイタ

垂木の上に張り、屋根瓦などを固定する屋根面の下地合板。

 

軒:ノキ

屋根の下端の外壁から張り出している部分。

 

庇:ヒサシ

窓・出入口などの上部に設けた片流れの小屋根のこと。

 

樋:トイ

屋根に降った雨水を集めて地上に流すための設備の総称。