常識を崩した具体例

さて、常識を崩した例で分かりやすいのは、収納キャビネットの背中を見せる方法です。特にこれは寝室の収納に有効です。寝室のキャビネットを増やしたい場合に、ベッド側に背を向けてキャビネットを設置すると、動線を妨げることなく、収納量が増やせます。またはキャビネットを間仕切りにして、リビングルームにベッドを置く事もできます。

 

次に、収納の中心をリビングに置く考え方というのがあります。もっとも動線が集中し、家族がすごす時間が長いのがリビングで、ここを中心にすると暮らしやすいプランができます。昔の日本の「居間」には茶箪笥くらいしかありませんでしたが、ここに大きなキャビネットを置きます。そして、衣服や文房具、おもちゃなど個人的な持ち物の大半を納め、狭い個室のキャビネットはできるだけ小さくします。

 

ただし個人のものが、ばらばらに納まっていては使いづらいので「関連収納」という考え方で整理します。例えば子供のクレヨンやハサミ、父親のライターやメガネを、それぞれの専用トレーにまとめ、トレーをキャビネットにしまっておきます。自分の好きな場所(子供部屋やダイニングテーブルなど)にトレーごと持っていけば、そこですぐに作業できます。最近のリビングは、面積が大きくなる傾向がありますから、納戸やウォークインクローゼットを設けるよりも、リビングの壁面を利用した方が遥かに便利だと思います。

 

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