情報に惑わされない。
いま問題なのは、外断熱であれば、なんでも高く評価されているという風潮です。「外断熱ブーム」によって、内断熱が不当に評価されているのが気がかりです。内断熱にも外断熱にもメリット・デメリットがあり、どちらも施行精度が大きく影響するのでそこがいちばんのポイントだと思います。
日本の外断熱の歴史は、まだまだはじまったばかりです。現在さまざまなハウスメーカーなどが、独自の外断熱工法を紹介しています。そこで何を選択するかも重要なポイントになってくるでしょう。断熱にはどんな特徴があるのか?どんな工法があるのか?をきちんと見極めた上で、建てたい家にあった断熱方法を選んでください。それには、断熱について、知識を持った建築家やきちんとした施行をする工務店に出会うことが、いい家を建てるいちばんの近道になると思います。